トップテン入りの新着アルバム



Sean Gavin, Bernadette andCaitlin Nic Gabhann,
Sean McComiskey




Brendan Begley & Caoimhin ORaghallaigh



Dave Sheridan


Custy's Traditional Music Shop(本店)

今月のトップテン


カスティーズ本店の売れ筋CDをトップテンにして毎月紹介するコーナーです。
音楽をこよなく愛するアイルランド人たちの間では、今どんなCDが注目を集めているのでしょう?
さすがに音楽の盛んな地域に店があるだけに、地元クレアのミュージシャンたちがリリースするCDの売れ行きがいいのがカスティーズの特徴ですが、アイルランド国内でのいわゆる音楽シーンの様子も分かるはずです。


No.1
Hugh Healy & Michael"Blackie" O'Connell
(ヒュー・ヒーリー&マイケル ブラッキー・オコンネル)
"We Were Drinking and Kissing The Ladies"

クレア出身の今最も注目される若手ミュージシャン、ヒュー(コンサーティーナ)とブラッキー(パイプス)の二人が組んだエネルギッシュなアルバム。エニスのパブを中心に演奏活動をする彼らは、幅広い世代のリスナーから絶大な支持を受けている。

2010年6月発売
No.2
Edel Fox(イデル・フォックス)
"Chords & Beryls"

西クレアの若きコンサーティーナ奏者を代表する一人、イデルの初のソロアルバム。自信に満ちた力強いサウンド、そこに織り込まれた確実なテクニック、彼女らしさが存分に発揮された女性らしいチャーミングな仕上がり。

2010年6月発売
No.3
Kevin Griffin with Quentin Cooper & Eoin O'Neill
(ケヴィン・グリフィンwithクエンティン・クーパー&オーイン・オニール)
"Live at The Burren Centre, Kilfenora"

北クレアに位置するドゥーリンを拠点に活動するケヴィン・グリフィンのコンサートをアルバム化したもの。ケヴィンのバンジョーによる演奏は常に正確で気迫に溢れている。もはや入手不可能なソロアルバムのあとにまた彼の演奏が聴けるのは嬉しい。

2010年7月発売
No.4
Mary & Josie Nugent(メアリー&ジョシー・ヌージェント)
"Hills and Hollows"

エニス郊外で生まれ育った姉妹のフィドルとフルートによるデュエットアルバム。のんびりとした演奏は複雑さがなく、それでいてリズミカル。聴けば聴くほど心に残る一枚。

2010年7月発売
No.5
Willie Clancy Summer School 2009
(ウィーリー・クランシーサマースクール2009)
"Selected recordings"

西クレア、ミルタウンマルベイで行われるサマースクール2009年度版の2枚組みアルバム。

2010年7月発売
No.6
Antion Mac Gabhann & Mick O'Connor
(アントン・マクガウアン&ミック・オコナー)
"Doorways and Windowsills"

ダブリンを中心に若手のミュージシャン育成に奮闘する二人の音楽仲間、アントン・マクガウアンとミック・オコナー。次世代に伝えたい彼らの音楽は、急がず、力を入れ過ぎず。特にアントンのフィドルの音色はどこまでも優しく心に響く。

2010年7月発売
No.7
Matt Cranitch & Jackie Daly
(マット・クラニッチ&ジャッキー・デイリー)
"The Living Stream"

シュリーヴルークラの大御所である二人が余裕を持って完成させたアルバムは、無駄のない成熟した仕上がり。長年共に演奏し続けるマットとジャッキーのフィドルとアコーでイオンは、さすが最初から最後まで息が乱れない。

2010年7月発売
No.8
Sean Gavin, Bernadette and Caitlin Nic Gabhann,
Sean McComiskey
(ショーン・ガヴィン、バーナデット&コトゥリーン・ニックガウアン、ショーン・マッコミスキー)
"Home Away From Home"

アントン・マクガウアンの娘バーナデット(フィドル)とコトゥリーン(コンサーティーナ)がアメリカで出会ったアイルランド系アメリカ人の若手ミュージシャン二人と作り上げたアルバム。若者らしいサウンドだが伝統には限りなく忠実、さわやかな仕上がり。

2010年8月発売
No.9
Brendan Begley & Caoimhin O Raghallaigh
(ブレンダン・ベグリー&クイヴィーン・オラハリッグ)
"A Moment of Madness"

おなじみケリー、ディングル出身のべグリー家の顔ブレンダン(アコーディオン)が今回選んだパートナーは売れっ子フィドル奏者クイヴィーン。この土地の音楽を崇拝するクイヴィーンがブレンダンの狂気にどこまでついていけるのか・・?

2010年9月発売
No.10
Dave Sheridan(デイヴ・シェリダン)
"Drivin' Leitrim Timber"

リートリム出身のフルート奏者、デイヴ・シェリダンの2枚目のアルバム。評価の高かったファーストアルバムのクオリティーはそのままに、彼の技巧と抜群のリズム感が楽しめる。

2010年9月発売



このページのトップへ



inserted by FC2 system