過去のトップテン入りCD
毎月変動するカスティーズのトップテンですが、当方の作業が追いつかず、申し訳ありませんが更新を中止させていただきました。過去にトップテン入りしたCDをご紹介するのもどうかなと思ったのですが、ていねいに解説なども考え作っていたので、このような形で掲載させていただきます。
カスティーズ日本仮店舗が新規オープンしてから2010年9月までにトップテン入りしたCDを、楽器別に紹介しています。
カスティーズのトップテンには、もうこの世を去ったミュージシャンたちの音源を復刻したような古きよきアイルランドの音楽から新しいバンドまでがランクインしてきます。
「アイルランド音楽」と一言ではくくれないのも、アイルランド音楽の魅力です。このコーナーでは、幅広いアイルランド音楽の輪郭がきっと見えてくるはず。
カスティーズ日本仮店舗が新規オープンしてから2010年9月までにトップテン入りしたCDを、楽器別に紹介しています。
カスティーズのトップテンには、もうこの世を去ったミュージシャンたちの音源を復刻したような古きよきアイルランドの音楽から新しいバンドまでがランクインしてきます。
「アイルランド音楽」と一言ではくくれないのも、アイルランド音楽の魅力です。このコーナーでは、幅広いアイルランド音楽の輪郭がきっと見えてくるはず。
Seamus Creagh(シェイマス・クレー)
"Tunes for Practice" フィドル奏者シェイマス・クレーによる教則CDの2枚組。初めはゆっくりとシンプルに曲をなぞり、次に同じ曲を少しテンポを速めて装飾音をつけながら丁寧に演奏するシェイマス。このCDの発売1ヵ月後に彼がこの世を去るとは、誰が想像しただろう。 2009年2月発売 |
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Bobby Casey(ボビー・ケイシー) "The Spirit of West Clare" 西クレアの巨匠、ボビー・ケイシーのアルバムが話題を呼んでいる。60年代、70年代にロンドンで録音された音源が中心。今は亡きボビー・ケイシーのこの古い録音に、今でも多くのアイルランドの演奏家たちが感銘を受ける様子は、アイルランド音楽の奥深さを感じさせる。 2007年11月発売 |
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Diamuid O'Brien(ディアムイドゥ・オブライエン) "Cairde Cairdin" ディアムイドゥ・オブライエンがフィドルで奏でる西リムリックの音楽。ギターやピアノの伴奏に加わるのは数々のアコーディオン奏者という試みはとても面白い。ケリーとクレアという二つのカウンティーに挟まれたこの地域ならではの選曲が、アルバムにオリジナリティーを添える。 |
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Breda Keville(ブリーダ・ケヴィル) "The Hop Down" 2007年のウィーリー・クランシーでアルバム発売記念会を行ったブリーダ・ケヴィルは、ゴールウェイ、ヘッドフォード出身のフィドル奏者。ゴールウェイの巨匠、パディー・ファヒーの名曲を始め、彼女のセンス光る選曲とテクニック志向を否定するかのような限りなくシンプルな演奏スタイルは、静かでいてたくましい。スローエアーは非常に美しく、歌い手としての才能もうかがえる。ゲストに姉でコンサーティーナ奏者のクレア・ケヴィル、フィドルにリアム・ルイス、ギターはテレンス・オライリー。フィドル奏者必聴の一枚。 2007年7月発売 |
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Edel Sullivan(イデル・サリヴァン) "In the Time of Edel Sullivan" コーク出身のイデルのソロアルバム。クラシック音楽で訓練をつんだ演奏技法は、フィドルと言うよりヴァイオリン、ヴィオラもこなす。ほとんどが自作の曲で、音楽セラピストとしても活躍する彼女のリラックスしたスタイルが、他のどのアルバムとも異なる心地よい雰囲気を醸し出す。 2006年11月発売 |
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Cathal Hayden(カホル・ヘイデン) "Live in Belfast" ベルファストのフェスティバルで録音された、カホルのライブアルバム。彼がミュージシャンとして尊敬し、また良き友でもあるジェリー・オコナー(バンジョー)やマット・モロイなど大物ミュージシャンが各トラックごとに現れ、カホルの巧みなフィドル演奏と交わる様は聴き応え十分。 |
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Junior Crehan(ジュニア・クリハン) "The Last House in Ballymakea" 西クレアの巨匠、マーティン・ジュニア・クリハンの2枚組みCDがリリース。ミュージシャンとして、またストーリーテラー、歌い手、そして作曲者としてのクリハンの真の姿がくっきりと浮かんでくる、世にも美しいアイルランド音楽の最高峰。 1998年にこの世を去り、アルバムとしてはその音源を残さなかったクリハンの貴重な録音であり、数多くの人々が待ち望んでいた歴史的作品。 2006年6月発売 |
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Manus McGuire(マーヌス・マグアイア) "Fiddlewings" スライゴ出身のフィドル奏者マーヌスのソロアルバム。アイルランド、スコットランド、シェットランド、ケープブレトンといった地域の伝統音楽のほかに、自ら作曲した美しい曲が洗練されたフィドルの音色と共に心に響く一枚。東京で活躍するカナダ出身のジム・エディガー氏がマーヌスの住むイーストクレアを訪れた際に作曲したという曲も、アルバムの雰囲気にぴったり。 |
Dave Sheridan(デイヴ・シェリダン) "Drivin' Leitrim Timber" リートリム出身のフルート奏者、デイヴ・シェリダンの2枚目のアルバム。評価の高かったファーストアルバムのクオリティーはそのままに、彼の技巧と抜群のリズム感が楽しめる。 2010年9月発売 |
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Michael McGoldrick(マイケル・マッゴールドリック) "Aurora" フルート奏者マイケル・マッゴールドリックの新譜が約4年半ぶりに発表された。今回もオリジナリティー溢れるアレンジで多彩な音楽性を披露している。 2010年2月発売 |
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Steph Geremia(ステフ・ジェレミア) "The Open Road" 若々しいフルートのサウンドが魅力的なアルバム。ゲストミュージシャンはリンゴ・マクドナ(バウロン)、マイケル・ルーニー(ハープ)、アラン・ケリー(ピアノアコーディオン)、トーラ・カスティー(フィドル)と華々しい。 2009年7月発売 |
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John Wynne(ジョン・ウィン)
"Ar Nos na Gaoithe" 2009年6月にリリースされたフルート奏者ジョン・ウィンの"With EveryBreath"(2000年発売)に続く2枚目のソロアルバム。2000年ロスコモンはフルート音楽が盛んなことで知られる地域だが、ジョンはこの伝統を守ろうと企画されたフルート音楽を集めたCD(過去2枚リリース)の作成に携わったことでも有名。 |
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Conal O Grada(コナル・オグラーダ) "Cnoc Bui" フルート奏者、コナル・オグローダの2枚目のアルバム。1990年に発売されたファーストアルバムは、そのパワフルなサウンドがあまりにも衝撃的だったが、今回のアルバムでもこの力強くリズミックな演奏は変わらない。 2008年7月発売 |
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Harry Bradley(ハリー・ブラッドリー) "The Night Rambler's Companion" 日本でもお馴染みのフルート奏者、ハリー・ブラッドリーの3枚目のソロアルバム。彼の抜きん出たリズム感は、ピアノの伴奏というシンプルなスタイルにも関わらず、全てのトラックに躍動感を与えている。フルート奏者のためのフルート奏者と言っていいだろう。 2007年2月発売 |
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Garry Shannon(ガリー・シャノン) "Punctured" 実力派フルート奏者、ガリーの今回のソロアルバムは、かなり奇天烈な仕上がり。正統派というよりは、遊び心いっぱいの型にはまらない演奏が、音楽の純粋な楽しさを教えてくれる。アルバムの中では、決して上手いとは言えないが歌にも初挑戦。ガリーの意外な素顔を見たい人は必聴。現在では新キルフェノーラケーリーバンドのリーダーとしても活躍中。 |
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Michael McGoldrick(マイケル・マッゴールドリック) "Wired" イングランド、マンチェスター出身のフルート奏者マイケルが、アイリッシュという枠にとらわれず独自の音楽世界へ大きく飛躍。サックスやマリンバなど楽器構成も奇抜、しかしマイケルのフルートがこれらの楽器と完璧に調和し、非常に面白い音楽を作り出している。 2005年10月発売 |
Edel Fox(イデル・フォックス) "Chords & Beryls" 西クレアの若きコンサーティーナ奏者を代表する一人、イデルの初のソロアルバム。自信に満ちた力強いサウンド、そこに織り込まれた確実なテクニック、彼女らしさが存分に発揮された女性らしいチャーミングな仕上がり。 2010年6月発売 |
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Claire Keville(クレア・ケヴィル)
"The Daisy Field" ゴールウェイ出身のコンサーティーナ奏者クレアの待望のソロアルバムがリリース。クレアFMのプレゼンターとしても知られるクレア、アイルランド音楽へのひたむきな情熱が厳選された曲とアレンジの中に込められている。大学でピアノを専攻していたクレアのチェンバロによるオキャロランの曲も。 2009年9月発売 |
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Kitty Hayes(キティー・ヘイズ) "Kitty Hayes Remembered" カスティーズともなじみの深かった故キティー・ヘイズの追悼アルバムがリリース。コークのバントリーやエニスの音楽ホール”グロー(Glor)”などで収録された彼女の後期の音楽が今よみがえる。 2009年7月発売 |
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Tom Carey(トム・ケアリー)
西クレア、クリー出身のコンサーティーナ奏者トム・ケアリーの初の公式な録音CD。70歳を越えた今、地元の若いミュージシャンからの敬意とサポートを受けて実現したコンサートからの音源。この世代ならではのコンサーティーナの演奏技法は、派手さはないがあたたかく懐かしい響き。美しいコンサーティーナ奏者。 2009年7月発売 |
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Kate MacNamara(ケイト・マクナマラ) "Are you the concertina player?" イーストクレア、タラが生んだ若きコンサーティーナ奏者、ケイトがアルバムを制作。幼い頃からメアリー・マクナマラのもとでコンサーティーナを学び、オールアイルランドチャンピオンにも輝いたその腕は確かなもの。才能豊かな弟妹たちとの演奏も。 |
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Mickaleen Conlon(ミッカリーン・コンロン) "Closing Time" コンサーティーナ奏者、コンロンのライブ映像が収められたDVD。1994年、クレア、バリーヴォーハンのグリーンズパブで録画されたもの。 2007年10月発売 |
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Paddy Murphy(パディー・マーフィー) "In Good Hands" コンサーティーナの名手として知られていたパディー・マーフィーの音源が初めてCDとしてリリース。クレア、キルメイリー出身のパディーは1992年にこの世を去るが、近年活躍するディンプナ・オサリヴァンやノエル・ヒルといったコンサーティーナ奏者に多大な影響を与えた音楽家。CDには貴重なインタビューも収められている。 2007年12月発売 |
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Dympna O'Sullivan(ディンプナ・オサリヴァン) "Bean Chairdin" 2007年11月8日、ここエニスのトラッドフェスティバルにて発表されたコンサーティーナ奏者、ディンプナの待望のアルバムがリリース。クレア、リシーケイシー出身のディンプナは、エニスのパブセッションでは常連の一人。演奏技法はきっちりとこなしながらも、どこかほのぼのとした彼女の音楽には定評があり、アルバムでもそのスタイルは変わらない。特にアメリカ人フィドル奏者ウィリー・ケリーとのデュオは必聴。 2007年11月発売 |
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Michael O Raghallaigh(ミホール・オラハリッグ) "Inside Out" ミホールの2枚目のソロアルバム。コンサーティーナという楽器でここまでの超絶技巧が成し遂げられるのはミホールを除いて他にはいない?! 2006年7月発売 |
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Chris Droney(クリス・ドローニー) "Down From Bell Harbour" コンサーティーナ奏者クリス・ドローニーのソロアルバム。北クレア、ベルハーバー出身のクリスはコンサーティーナ演奏歴73年。50年代、60年代にアイルランド全国コンサーティーナ大会で9回チャンピオンになったその演奏は限りなくシンプル、装飾音など全く必要としない彼の演奏は、曲そのものの素晴らしさをひきたてる。おなじみの曲の数々にピアノ、ギターの伴奏がぴったりと寄り添い、アルバム全体は彼の人柄同様とてもあたたか。必聴の一枚。 このCDの詳しい解説はこちら 2005年11月発売 |
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Padraig Rynne(ポードリッグ・リン)
"Bye a While" クレアの若手コンサーティーナ奏者を代表する一人、リシーケイシー出身のポードリッグ・リンの初ソロアルバム。彼が参加するバンド、キアン(Cian)のCD発売によって注目され、以来ソロアルバムが期待されてきた。アイルランドだけでなく、ガリシア、ブリタニーなどで演奏される曲を独自のアレンジで披露。フィドルにトーラ・カスティー、ギターにアーティー・マッグリン、その他ブズーキ、バウロンなど楽器構成も豊か。 2000年10月発売 |
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Noel Hill(ノエル・ヒル) "The Irish Concertina Two" 前回のソロアルバム「アイリッシュ コンサーティーナ」の発売から約18年、待望の彼のソロアルバム、「アイリッシュ コンサーティーナ2」が発売。コンサーティーナのマスターとも言うべきノエルの完璧な演奏を堪能できる。ゲストはギターにアーティー・マッグリン、スティーヴ・クーニー、ブズーキにアレック・フィン、ピアノにブライアン・マグラー、フィドルに今最も注目される若手リアム・オコナーと超豪華。 2005年6月発売 |
Peter Carberry(ピーター・カーベリー) "Traditonal Irish Music From Co.Longford" アコーディオン、バンジョー奏者として知られるロングフォード出身のピーター・カーベリーのセカンドアルバム。娘のアンジェリーナ・カーベリーをはじめ、音楽の才ある家族に支えられた落ち着きのあるアルバム。 2010年3月発売 |
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Donal Murphy(ドーナル・マーフィー)
"Happy Hour" ドーナルの初ソロアルバム。シュリーヴノーツ、フォーメンアンドアドッグのアコーディオン奏者として知られるドーナルの明るいサウンドは、スティーヴ・クーニーのエネルギッシュなギターにぴたりと合う。 2009年5月発売 |
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Seamus Begley & Jim Murray (シェイマス・ベグリー&ジム・モリー) "Eiri Go La" 今回のシェイマス・ベグリーのアルバムは、シェイマスの甥であり、今やギター奏者として大成功を収めているジム・モリーを伴奏に迎えてのアコーディオン音楽。歌い手としても評価の高いシェイマスは、このアルバムでももちろんいくつかの歌を披露している。 2009年2月発売 |
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Darren Breslin(ダレン・ブレスリン) |
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Christy McNamara "The House I was Reared in" 国内では写真家として活躍するクリスティーが、初のソロアルバムを作成。アコーディオン奏者の父、従兄弟はマーティン・ヘイズと恵まれた環境に育ったクリスティーの演奏は至って素朴なクレアの音楽。ゲストにマーティン・ヘイズ、デニス・カヒル、エーモン・コッター他。 |
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Finbarr Dwyer(フィンバー・ドゥワイヤー) "Accordion Music From The Soul" 今やアイルランド音楽の巨匠の一人とも言えるフィンバー・ドゥワイヤーは、西コークの有名な音楽一家の生まれ。完璧なリズムに裏打ちされた余裕のある演奏は、ケーリーを彷彿させる極めて古風なスタイル。 2007年5月発売 |
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Marie Walsh(マリ・ワルシュ) "The Red Box" ピアノ、ボタンアコーディオンの各部門でアイルランドチャンピオンに輝いた若手正統派、ゴールウェイはコネマラ出身のマリー・ワルシュのソロアルバム。ミスのない演奏は常にステディー、クレアのタラ出身でこちらもフィドル部門でアイルランドチャンピオンとなったミホール・オルークがフィドルとピアノでバックアップ。アイルランド音楽界に明るい未来を運んでくれそうな、うれしい一枚。 |
John McSherry(ジョン・マクシャリー) "Soma" ちょうど4年前にフィドル奏者ドーナル・オコナーとのデュオアルバムでその腕を知らしめたベルファスト出身のパイプス奏者、ジョン・マクシャリーの初アルバム。トラディショナルの曲と自作の曲を織り交ぜて、彼独自の音楽性をアピールしている。 2010年4月発売 |
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Willie Clancy(ウィーリー・クランシー) "The Gold Ring" RTEがコレクションしたクレアを代表するパイプス奏者ウィーリー・クランシーの演奏が詰まった2枚組みCD。数々のミュージシャンにインスピレーションを与え続けるクランシーのパイプ演奏は必聴です。 2009年12月発売 |
Gerry O'Connor(ジェリー・オコナー)
"High Up - Low Down" おなじみジェリー・バンジョー・オコナーの4枚目のアルバム。バンジョー奏者の中でもジェリーの人気は人一倍、今回もその類稀なる技の数々を惜しみなく聞かせてくれます。
2009年10月発売 |
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Brian McGrath(ブライアン・マグラー) "Pure Banjo" 北アイルランド、フェアマナ出身のブライアン・マグラーは、デダナン、フォーメンアンドアドッグのようなバンドの伴奏者としてのみ知られる存在だったのでは。今回の彼のソロアルバムでは、伴奏者ブライアンでなく優れたバンジョー奏者としての彼の素顔に出会える。 2009年2月発売 |
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John Carty(ジョン・カーティー)
"I will if I can" ジョン・カーティーの新作アルバム。フィドル奏者として知られるジョンだが、今回のアルバムではバンジョーとテナーギターに専念。楽器は変わっても、彼の正確で心地よいリズムはアルバム全体を通して聴くことができる。 200年6月発売 |
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Angelina Carberry(アンジェリーナ・カーベリー) "An Traidishiun Beo" ロングフォード出身のバンジョー、アコーディオン奏者を父に持つバンジョー奏者、アンジェリーナの初のソロアルバム。彼女自身はイングランド、マンチェスターの出身だが、音楽一家の中で育った腕は確かなもの。ゲストにギター、ピアノのジョン・ブレイク、ハープ奏者リーシュ・ケリーなどを迎えたバラエティー豊かなアルバム。 |
Padraic O'Reilly(ポードリック・オライリー) "Highly Strung!" まだ珍しいアイルランド伝統音楽をピアノで演奏する、コロフィン出身のポードリック・オライリー2枚目のソロアルバム。クレアを代表する若手ミュージシャンであるポードリックのピアノは洗練されたスタイル、クレアだけでなくアイルランド全国のミュージシャンたちから学んだ曲が丁寧に演奏されている。 |
Brian O'Rourke(ブリアン・オルーク) "Chantal De Champignon" ゴールウェイ出身で現在クレアのフィークルに住む歌手、ブリアン・オルークの面白おかしい歌の数々。1992年にテープで発売された音源のCD化。 2009年7月発売 |
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Eilis Ni Chinneide & Pauline Scanlon(エーリッシュ・ニケネーダ&ポーリーン・スキャンロン) "Lumiere" ケリー州ディングル出身の二人の女性ヴォーカリストが聴かせるとても美しいコーラス。彼女たちの澄み切った歌声はアイルランドの景色を彷彿させる。 2009年10月発売 |
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Michael Mahony(マイケル・マホニー) "On Malbay's Shore" ミルタウンマルベイ出身の歌手、マイケル・マホニーのアルバム。過去数年間、各地で行われたセッションの録音から、彼の歌を厳選したもの。 2008年2月発売 |
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Roisin Elsafty(ローシン・エルサフティー) "Ma Bhionn tu Liom Bi Liom" アイルランド語が色濃く残るゴールウェイのコネマラ出身のローシン・エルサフティー。素晴らしいシャンノースの歌い手として知られるローシンだが、アルバムでは自作の歌も披露。その澄みきった歌声はシャンノースファンを決して裏切らない。 2006年12月発売 |
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Con (Fada) O Drisceoil(コン・ファダ・オドリスクル) "The Spoons Murder" コーク出身のコン・オドリスクル(ファダとはアイルランド語で「長い」の意。愛称でよく使われる)の本とCDが一緒になった作品。コンはアコーディオン奏者としても知られるが、何よりも素晴らしい歌い手。この作品には、彼の類まれなる才能に満ちたユーモア溢れる自作の歌、ストーリーが所狭しと詰まっている。 2006年10月発売 |
Brendan Begley & Caoimhin O Raghallaigh (ブレンダン・ベグリー&クイヴィーン・オラハリッグ) "A Moment of Madness" おなじみケリー、ディングル出身のべグリー家の顔ブレンダン(アコーディオン)が今回選んだパートナーは売れっ子フィドル奏者クイヴィーン。この土地の音楽を崇拝するクイヴィーンがブレンダンの狂気にどこまでついていけるのか・・? 2010年9月発売 |
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Matt Cranitch & Jackie Daly (マット・クラニッチ&ジャッキー・デイリー) "The Living Stream" シュリーヴルークラの大御所である二人が余裕を持って完成させたアルバムは、無駄のない成熟した仕上がり。長年共に演奏し続けるマットとジャッキーのフィドルとアコーでイオンは、さすが最初から最後まで息が乱れない。 2010年7月発売 |
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Antion Mac Gabhann & Mick O'Connor (アントン・マクガウアン&ミック・オコナー) "Doorways and Windowsills" ダブリンを中心に若手のミュージシャン育成に奮闘する二人の音楽仲間、アントン・マクガウアンとミック・オコナー。次世代に伝えたい彼らの音楽は、急がず、力を入れ過ぎず。特にアントンのフィドルの音色はどこまでも優しく心に響く。 2010年7月発売 |
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Mary & Josie Nugent(メアリー&ジョシー・ヌージェント) "Hills and Hollows" エニス郊外で生まれ育った姉妹のフィドルとフルートによるデュエットアルバム。のんびりとした演奏は複雑さがなく、それでいてリズミカル。聴けば聴くほど心に残る一枚。 2010年7月発売 |
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Hugh Healy & Michael"Blackie" O'Connell (ヒュー・ヒーリー&マイケル ブラッキー・オコンネル) "We Were Drinking and Kissing The Ladies" クレア出身の今最も注目される若手ミュージシャン、ヒュー(コンサーティーナ)とブラッキー(パイプス)の二人が組んだエネルギッシュなアルバム。エニスのパブを中心に演奏活動をする彼らは、幅広い世代のリスナーから絶大な支持を受けている。 2010年6月発売 |
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Pat O'Connor & Eoghan O'Sullivan
(パット・オコナー&オーイン・オサリヴァン) "Conversation At the Crosses" 日本でも演奏経験のあるクレア、フィークルをベースに活動するパットとシュリーヴルークラが誇るコーク出身のオーインの待望のデュオアルバム。フェスティバルやパブセッションで常に弾いているだけあって二人の息はぴったり。この二人ならではのぐいぐいと引っ張られるようなリズムがたまらない。 2009年8月発売 |
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Harry Bradley & Michael Clarkson
(ハリー・ブラッドリー&マイケル・クラークソン) "The pleasure of Hope - Flute Music from Belfast and Beyond" アイルランドでフルートの盛んな地域の一つ、ベルファスト。ここを拠点に活動する二人のフルート奏者のデュオCD。フルート2本のCDというのは珍しいが、二人のメリハリのあるリズム感とフルートのかすれた響きのコンビネーションが心地よい。 2009年7月発売 |
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Willie Kelly & Mike Rafferty with Donal Clancy
(ウィリー・ケリー&マイク・ラファティーwithドーナル・クランシー) "The New Broom" アメリカに生まれながらアイルランドでもフィドル奏者として評価の高いウィリーと同じくアメリカに長年暮らすフルートの巨匠マイク・ラファティーという見事な組み合わせ。素晴らしくテイストの効いたアルバム。 2009年4月発売 |
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Larry Gavin & Michael O'Rouke
(ラリー・ガヴィン&ミホール・オルーク) "Two Miles to Tulla" 東クレア、タラ出身の二人は実はご近所さん。イーストクレアのパブから聞こえてくるようなゆったりとした音楽。ピアノ伴奏はチャーリー・レノンが担当。 2009年4月発売 |
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Cillian Vallely & Kevin Crawford
(キリアン・ヴァレリー&ケヴィン・クロフォード) "On Common Ground" キリアン・ヴァレリーとケヴィン・クロフォードというアイルランドの超大型バンド、ルナサの二人のアルバム。
2009年3月発売 |
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Paddy Carty & Conor Tully (パディー・カーティー&コナー・トリー) "Traditional Music of Ireland" 1985年にテープが発売になり、その後廃盤になっていた幻のレコーディングが、CDとなって再リリース。ゴールウェイの巨匠、パディー・カーティー(フルート)とコナー・トリーのスウィートなフィドルが重なり合う、アイルランド音楽家にとっては定番中の定番。 2009年2月発売 |
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Dermy Diamond, Tara Diamond & Daithi Sproule (ダーミー・ダイアモンド、タラ・ダイアモンド&ダヒー・スプルール) "The Spirit of West Clare" 北アイルランド出身のダイアモンド夫婦の息の合った演奏が楽しめる。美しい仕上がりのアルバム。 2009年1月発売 |
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Michael Hynes & Denis Liddy (マイケル・ハインズ&デニス・リディー) "The Spectacle Bridge" 彼らにとっては2枚目となるアルバム。フルートとフィドルの超絶技巧かつ繊細な演奏が楽しめる。 2008年12月発売 |
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Ben Lennon & Tony O'Connell
(ベン・レノン&トニー・オコンネル) "Rossinver Braes" ちょっと思いがけないこのデュオ、年代も出身地も違うこの二人の演奏が意外にも心地良い。前回のアルバムでは若々しい演奏が際立ったトニーだが、今回はベンのペースに寄り添うように、しかしそれぞれの持ち味が存分に楽しめるおすすめのアルバム。 |
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Frank Brunel & Vincent Rosinach (フランク・ブルネル&ヴァンソン・ロジナック) "The Friendly Visit" アイルランド音楽をこよなく愛する二人のフランス人が、自分たちの好きな東ゴールウェイ、クレアの音楽をパリのフランクの自宅で録音したもの。フランクが敬愛する東ゴールウェイの巨匠、パディー・ファヒーの助言で思い立ったというアルバムは、フルートとフィドルの音色がゆったりと流れ、二人のアイルランド音楽への思いが伝わってくる。 |
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Martin Hayes & Dennis Cahill (マーティン・ヘイズ&デニス・カヒル) "Welcome Here Again" 前回のアルバム「ライブインシアトル」から8年、世界中のアイルランド音楽ファンが待ちわびていたこの二人のCDがいよいよ発売された。彼らの手にかかると、シンプルな曲がこれでもかと言うほど美しく、悲しく、あたたかく語りかけてくる。 2008年2月発売 |
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Matt Molloy & John Carty with Arty McGlynn
(マット・モロイ&ジョン・カーティーwithアーティー・マッグリン) "Pathway to the Well" 3人の大型ミュージシャンが集結した余裕のある音楽。 2007年12月発売 |
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Brian MacNamara & Tim Collins (ブライアン・マクナマラ&ティム・コリンズ) "Reeds Only" 以前から共演の多かったこの二人が、とうとうデュオアルバムを発表したのは2007年のウィーリー・クランシー。リートゥリム、リムリックと音楽のバックグラウンドは異なる二人だがさすが演奏の息はぴったり、非の打ちどころのない巧みな演奏が心地よい。 2007年7月発売 |
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John Wynne & John McEvoy (ジョン・ウィン&ジョン・マカヴォイ) "Pride of the West" フィドルとフルートという味わいのある組み合わせで奏でられるロスコモンの音楽。フルートの盛んなロスコモンが生んだ名手、ジョン・ウィンのあたたかくもリフトの効いたフルートと、繊細かつ成熟したマカヴォイのフィドルの音色がマッチした素晴らしいアルバム。 2007年5月発売 |
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The Raineys(ザ・レイニーズ) アイルランドのトラベラーズ一家、レイニーズの貴重な録音がCDにまとめられた。ゴールウェイ出身のレイニーズファミリーは、コネマラ、東ゴールウェイといった音楽の色濃い地域を移動しながら演奏し続けた音楽一家。このCDでは、パディーとステファンの二人の兄弟によるフィドル演奏がメイン。演奏はとにかくリズミック!弓から、いやそれ以上に体全体から溢れ出る正確でいて豪快なリズムには、どんな訓練を積んでもかなわないほど。女性歌手の大らかで大胆な歌にも、彼らの鋭い音楽性がうかがわれる。 このCDの詳しい解説はこちら |
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Edel Fox & Ronan O'Flaherty (イデル・フォックス&ローナン・オフラハティー) 2004年にアイルランド音楽新人賞を受賞したクレア、ミルタウンマルベイ出身のコンサーティーナ奏者、イデル・フォックスの初のアルバム。ゴールウェイ出身のフィドル奏者ローナンと共に、数々の競技会で腕を磨いた巧みな演奏技術を惜しみなく詰め込んだ、才能に満ちた一枚。 2006年6月発売 |
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John McSherry & Donal O'Connor (ジョン・マクシャリー&ドーナル・オコナー) "Tripswitch" ベルファスト出身のパイプス奏者ジョンと、ドンドーク出身のフィドルの名手、ジェリー・オコナーの息子で同じくフィドル奏者のドーナルがコンビを組んだアルバム。若者らしいエネルギッシュなサウンドだが、腕は確かなもの。選曲にもセンスが光る。 2006年4月発売 |
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Draiocht(ドゥリオクト) Michael Rooney & June McCormack (マイケル・ルーニー&ジューン・マッコーマック) "Land's End" 2006年3月4日、クレアのコロフィンフェステイバルで発表されたマイケルとジューンの2枚目のアルバム。 共にアイルランド北部出身で現在はリムリックに住むハープ奏者マイケルとフルート奏者ジューンはDraiocht(ドゥリオクト。アイルランド語でマジックの意)という名前のもとに演奏活動を展開、彼らの演奏はまさに魔法にかかったかのよう。 2006年3月発売 |
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Kitty Hayes & Peter Laban
(キティー・ヘイズ&ピーター・ラバン) "They'll be good yet" ご存知キティー(コンサーティーナ)の2枚目のアルバムは、オランダ人パイパー、ピーター・ラバンとのデュオ。キティーの家のキッチンで日頃から共に演奏している二人の息はぴったり、テクニック志向でない、地に足のついた音楽がとても新鮮な一枚。 このCDの詳しい解説はこちら |
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Peter Horan & Geyy Harrington
(ピーター・ホーラン&ジェリー・ハリントン) "Fortune Favours the Merry" スライゴ出身の巨匠、フルート奏者のピーター・ホーランとケリーのフィドル奏者ジェリー・ハリントンがコンビを組んだ珍しい一枚。ジェリーのフィドルはピーターの後を追うように、大それたことをするでもなく控えめに響く。文句なしに深い味わいのあるピーターのフルートの音が心地よく、貫禄を感じさせる。 |
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Tony O'Connell & Andy Morrow with Arty McGlynn (トニー・オコンネル&アンディー・モロウwithアーティー・マッグリン) トニー(コンサーティーナ)&アンディー(フィドル)のエネルギッシュな一枚。若者らしい活気溢れる演奏ながら、トラディショナルなスタイルに忠実な素晴らしいアルバム。トニーはリムリック、アンディーはリートリムの音楽一家出身。ちなみに兄はスライゴのバンド、ダーヴィッシュのメンバー。ギターはひっぱりだこのアーティーマッグリン。 2005年1月発売 |
Dartry Ceili Band(ダートリーケーリーバンド) "The Killavil Post" 2009年のアイルランド全国ケーリーバンドのチャンピオンバンド。スライゴ、メイヨー、ロスコモンなどの州から選りすぐりのミュージシャンを集めて結成されたハイレベルなケーリーバンド。 2010年7月発売 |
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The Kilfenora Ceili Band(キルフェノーラケーリーバンド) "Century" 北クレア、キルフェノーラの村の教会の修復工事のために寄付金を集めようとミュージシャンたちが集結したのが1909年のこと。それがまさか、将来アイルランドでも指折りのケーリーバンドの誕生になるとは誰が予想しただろう。今回のアルバムはバンドの100周年を記念したもの。売れています。 2009年4月発売 |
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Shaskeen(シャスキーン) "Walking Up Town" シャスキーンのフルート奏者、エーモン・コッターによれば、シャスキーンのCDは18年ぶりだとか。メンバーを少しずつ変えながらも、存続の長いこのバンドは楽器構成も豊か。 2009年1月発売 |
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Laichtin Naofa Ceili Band (ラクティーンネーファケーリーバンド) "Come to an Irish Dance Party" 1959年にレコーディングされたミルタウンマルベイの幻のケーリーバンドがCD化。ミルタウンでの音楽祭から今年で50周年を迎えたのを折りに、エニスの今年の音楽祭で正式発表されたもの。バンドにはジュニア・クリハン、J・C・タルティー、ジョシー・へイズ、ウィーリー・クランシーなど豪華な名前が並ぶ。 2007年5月発売 |
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The Tulla Ceili Band(タラケーリーバンド) "60th Anniversary Celebration" 2007年5月、タラケーリーバンドの永遠のリーダーPJ・ヘイズを追悼するささやかなイベントが今年も行われた。その席で発表された待望のアルバムは、ダンサーだけでなく全てのアイルランド音楽ファンが待ち望んでいたもの。フルート、フィドルと各楽器ごとに演奏されたトラックも良し、PJとフランシーが他界した今でもタラケーリーバンドとしての音は健在しているのが嬉しい。 2007年5月発売 |
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Turloughmore Ceili Band |
Sean Gavin, Bernadette and Caitlin Nic Gabhann, Sean McComiskey (ショーン・ガヴィン、バーナデット&コトゥリーン・ニックガウアン、ショーン・マッコミスキー) "Home Away From Home" アントン・マクガウアンの娘バーナデット(フィドル)とコトゥリーン(コンサーティーナ)がアメリカで出会ったアイルランド系アメリカ人の若手ミュージシャン二人と作り上げたアルバム。若者らしいサウンドだが伝統には限りなく忠実、さわやかな仕上がり。 2010年8月発売 |
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Danu(ダヌー) "Seanchas" アイルランド音楽におけるバンドの中でも大御所の域に達したダヌー。ウォーターフォードを拠点に結成されたバンドは今回も安定感あるサウンドを展開。 2010年5月発売 |
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Kevin Griffin with Quentin Cooper & Eoin O'Neill (ケヴィン・グリフィンwithクエンティン・クーパー&オーイン・オニール) "Live at The Burren Centre, Kilfenora" 北クレアに位置するドゥーリンを拠点に活動するケヴィン・グリフィンのコンサートをアルバム化したもの。ケヴィンのバンジョーによる演奏は常に正確で気迫に溢れている。もはや入手不可能なソロアルバムのあとにまた彼の演奏が聴けるのは嬉しい。 2010年7月発売 |
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Catherine McEvoy, Caoimhin O Raghallaigh & Michael ORaghallaigh (キャサリン・マカヴォイ、クイヴィーン・オラハリッグ&ミホール・オラハリッグ) "Comb Your Hair and Curl It" アイルランド音楽の世界では名の通った3人の名手たちが組んだリズム感溢れる演奏が楽しめる。リフトの効いた耳に心地良い音楽は、一世代上のキャサリンが若き二人をリードしているかのよう。 2010年4月発売 |
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Lunasa(ルーナサ) "La Nua" 近年のアイルランド音楽界におけるスーパーバンド、ルーナサの何と8枚目のアルバム。キャッチーで誰にとっても聞きやすく、そして何より楽しい気分になれる彼らの音楽は世界中で大人気。 2010年4月発売 |
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Peadar O Riada, Caoimhin O Raghallaigh & Martin Hayes (パダー・オリアダ、クイヴィーン・オラハリッグ&マーティン・ヘイズ) "Triur Sa Draighean" 出身も音楽性も異なる3人のミュージシャンが発表した極めてユニークなこのアルバム、アイルランド音楽をベースにしながらも収められた19曲はすべてパダーによる自作で、インドの楽器タンブラーやハーダンガーなどが自然に融和している。アイルランド音楽の静けさや奥深さに焦点を絞ったかのような興味深い作品。 2010年3月発売 |
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Colm Gannon, Jesse Smith & John Blake (コルム・ギャノン、ジェシー・スミス&ジョン・ブレイク) "The Ewe with the Crooked Horn" ボストン出身で共にアイルランド系アメリカン2世のコルム(アコーディオン)とジェシー(フィドル)は幼なじみ。長年共に演奏してきた二人の息の合った見事な音楽の世界。 2010年2月発売 |
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Caladh Nua(カラヌア) "Happy Days" 伝統音楽をベースにアレンジを効かせた若手バンド。勢いに乗ります。 2009年11月発売 |
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Dave Sheridan, Ciaran Somers & Nicolas Quemener(デイヴ・シェリダン、キアラン・ソマース&ニコラス・ケメネー) "Faoi Bhlath" カルロー州出身のデイヴ(フィドル)とキアラン(フルート)にフランス、ブルターニュからギター奏者ニコラスが参加したエネルギッシュな一枚。 2009年11月発売 |
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Mick, Louise & Michelle Mulcahy
(ミック、ルイーズ&ミシェル・モルカヒー) "Reelin' in Tradition" 音楽一家、モルカヒーズの3枚目のアルバム。彼らならではのメリハリのあるリズムにそれぞれの楽器の音が見事に乗った今作品、今回も非の打ちどころがない。 2009年7月発売 |
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Foolin in Doolin
Blackie O'Connell, Karol Lynch & Cyril O'Donoghue (フーリンインドゥーリン:ブラッキー・オコンネル、キャロル・リンチ&シリル・オドノヒュー) "The Recession Sessions" 今エニスで最もホットなトラディショナルバンドと言えばこのフーリンインドゥーリン。ドゥーリンを拠点に音楽活動するブラッキーとキャロル(バンジョーとパイプス)にシリルの頼りがいある伴奏がしっかり合って、2009年5月のエニスのフラヌアではチーフテンズのサポートとしてステージに登場、大盛況を博している。 |
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John Blake, Lamond Gillespie & Mick Leahy
(ジョン・ブレイク、レイモンド・ジレスピー&ミック・リーヒー) "Humours of Highgate" 発表後まもなくトップセラーとなった「TraditionalIrish Music from London」に続く第二弾。リフトの効いた彼らの音楽は今回も必聴。 2008年5月発売 |
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Slide(スライド) "Over Neath" スライドの3枚目のアルバム。歌手のアンドリュー・モリーが新メンバーとして加わり、バンドはますます勢いに乗る。 2007年4月発売 |
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Fisherstreet(フィッシャーストリート) "Out in the night" 1991年に録音されたこのアルバム、長いこと廃盤になっていたのが2006年にとうとう復活。エニス出身で日本でも演奏活動を行ったフィドル奏者、シェイマス・マクマホンと兄のジョン・マクマホンを中心とした6人グループ。コンサーティーナ、パイプ、フィドル、フルート、アコーディオン、ハープにピアノ、ギター、マンドリン、マンドーラ・・・ととにかく楽器構成が豊かで、まるでクレアのパブで聴いているかのような音楽。 2006年発売 |
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Mick, Louise & Michelle Mulcahy (ミック、ルイーズ&ミシェル・モルカヒー) "Notes from the Heart" モルカヒーファミリーによる2枚目のアルバム。シュリーヴ ルークラの演奏を感じさせる西リムリック出身のこのファミリー、演奏を聴いてみるとクレアの音楽にもまた深い影響を受けていることが分かる。父ミックはアコーディオン、メロディオン、娘のルイーズはフルートとイーリアンパイプス、ミシェルはフィドル、コンサーティーナ、ハープ、ピアノをこなす、まさに音楽ファミリー。 5月発売 |
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Flook(フルーク)
"Haven" 主にイングランド出身者で組むバンド、フルークの4枚目。テクニック抜群のフルート、巧みな曲のアレンジ、正確なリズムのバウロンと、どこを取っても今最も勢いのあるバンドらしい。曲はすべてオリジナル。 11月発売 |
Willie Clancy Summer School 2009 (ウィーリー・クランシーサマースクール2009) "Selected recordings" 西クレア、ミルタウンマルベイで行われるサマースクール2009年度版の2枚組みアルバム。 2010年7月発売 |
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Concertina players of Co. Clare "Keepers of Tradition" クレアの代表的な楽器とも言われるコンサーティーナ。クレア出身の35人のコンサーティーナ奏者たちの録音を集めたアルバムがCCEエニス支部よりリリース。一世代前の名人たちの貴重な録音が楽しめる。 2009年12月発売 |
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The Tulla Comhaltas Archive Collection
(タラコールタスアーカイヴコレクション) "The Humours of Tulla" CCEタラ支部がリリースした東クレアの音楽や歌を集めた2枚組CD。今は亡きコンサーティーナ奏者ジョン・ノクトンズやPジョー・ヘイズ、パディー・カニーといったこの地方の音楽の歴史を築いた名人たちの貴重な録音が収録されている。 2009年9月発売 |
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Scoil Samhraidh Willie Clancy 2008年4月にRTE Radioからリリースされた2枚組みのCD。恒例となったミルタウンマルベイでのウィーリー・クランシーサマースクール中に録音された音楽と歌がぎっしり詰まっている。過去30年以上にわたって行われてきたコンサートからの録音で、今は亡きミュージシャンから若手まであらゆる顔ぶれが並ぶ。 |
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Come West Along The Road 2 (カムウェストアロングザロード2) 毎週金曜日の夜にアイルランド国営放送で今でも放送されているアイルランド伝統音楽番組、「カムウェストアロングザロード」の2枚目のDVDが2007年10月に発売。DVDでは、2時間半にわたってアイルランド全国から登場する数々の素晴らしいパフォーマンスが楽しめる。 |
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Geantrai(ギャントリ) アイルランド語テレビチャンネルTG4で放送された同タイトルのアイルランド音楽番組から抜粋された優れた音楽家たちの演奏がライブ感覚で楽しめるアルバム。アイルランドを始め、イングランド、スコットランド、アメリカで過去10年間に収録された音楽は、どれもトップクラス。DVDも同時発売されている。ジャッキー・デイリー、ノエル・ヒル、ジョー・バーク、チャーリー・レノンなどの超大物ミュージシャンの他、若手を代表するケーン姉妹やミホール・オラハリッグなど。 |