アイルランドのラジオ豆知識

RTEは日本のNHKのようなもので、テレビ、ラジオの全国放送をしています。
これとは別に、アイルランドでは州ごとに一つのラジオ局があるのがお決まりのよう。

アイルランド音楽の番組はかなりたくさんあり、時間帯によってはどの番組を聴こうか迷うほどです。
オンラインで聴けるようになってからは、海外からリクエストなども届いているようです。






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アイルランドのラジオを聴こう


日本にいながら、アイルランドで発売されるCDや今注目されているミュージシャンの情報を知るのはなかなか難しいものです。しかし、ここ数年でアイルランドのテレビ番組やラジオ番組をインターネットを通して誰でも視聴できるようになってきました。このページでは、アイルランド音楽好きなら誰もがチェックしているラジオ番組をご紹介します。オンラインでぜひどうぞ。



Clare FM Trad Archive
カスティーズのあるクレア州の地元ラジオ局クレアFMは、毎週月曜日から金曜日の19:00〜21:00にアイルランド音楽の番組をオンエアーしています。曜日ごとに違うパーソナリティーが担当しますが、全体的にはどれもクレアを中心としたかなりローカル色の濃い番組に仕上がっています。
このページに行くと最新の曜日ごとの番組が一覧になっているので、これをクリックしていくだけでプログラムを聴くことができます。


The Rolling Wave
RTEのアイルランド音楽番組をすべて手がけるプロデューサー、ピーター・ブラウンの番組。アイルランド音楽の歴史をたどった膨大な録音を保持するRTEの本命ともいえる番組で、過去の貴重なアーカイブやインタビューが聴けるのが嬉しい。最近のアイルランド音楽の動向やコンサート録音などをブラウン氏の適切な解説を交えながら聴くのも良し、とにかく素晴らしい番組です。


The Late Session
名ブロードキャスターとしてRTEで長年活躍を続けるオーニャ・ヘンシーがおくるアイルランド音楽の専門番組。最新のCDの紹介、アイルランド各地のフェスティバルやコンサートを求めて行われる出張録音やミュージシャン、シンガーへのインタビュー、コンサート情報など精力的な内容の番組。残念ながら2009年をもって番組は終了していますが、過去の番組をすべて聴くことができます。


South Wind Blows
RTE1で日曜日の夜9時からスタートする1時間番組。トラディショナルというよりはコンテンポラリーがメインで、ブルーグラスやオールドタイムなどがかかることも。


Ceili House
毎週土曜日9時からRTE1で40年以上続く有名な番組。ホストはここエニス出身でバンジョー奏者のキアラン・ハンラハン。アイルランド全国各地、時にはイングランドやアメリカに出向いてその地域のミュージシャン、歌い手、ダンサーなどが番組のためにパフォーマンスを披露します。タイトルにある通り、雰囲気はケーリー(ケーリーバンドというダンサーのために演奏するバンドとダンス愛好家たちの催し)そのもの。2004年以降の番組がすべて聴けるようになっています。


Grace Notes
RTE Lyric FMにて木曜日の夜、1時間半にわたってオンエアーされるアイルランド音楽番組、グレイス・ノーツ。プレゼンターのエレン・クラニッチはクラシックやジャズの畑の人ですが、それゆえか一箇所に偏ることなく幅広いアイルランド音楽の世界を楽しませてくれます。最新の番組が聴けるようになっています。


RTE Radio na Gaeltachta/Ceol
RTEのアイルランド語放送チャンネルは、最も多くのアイルランド音楽番組を提供しています。音楽の質も非常に高く、聴きごたえがあります。ここに紹介したページには音楽番組を担当するすべてのプレゼンターが載っており、中にはアイルランド音楽とは全く関係のない番組もありますのでご注意を。


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